こんにちは、ヒカルです。
年末年始のお休みに入りました!
サラリーマンにとっては数少ない長期休暇となるので、
全力でゆっくりしたいですね。
っと言いたいところですが、
実は役所の職員は、日直業務があり年末年始に気を抜けない方もいるんです。
今回は、そんな市役所での日直業務について語っていきます。
↓では今回のテーマです。
休日に出勤しないといけないの?
今回はこういった疑問に答えます。
✔本記事の信頼性
この記事を書いている僕は、大卒後、市役所に5年間勤務していました。
こういった僕が、解説します。
それでは早速、本編です。
日直業務の概要
宿日直勤務とは、使用者の命令によって一定の場所に拘束され、緊急電話の受理、外来者の対応、盗難の予防などの特殊業務に従事するもので、夜間にわたり宿泊を要するものを宿直といい、勤務内容は宿直と同一ですが、その時間帯が主として昼間であるものを日直といいます。
出典:埼玉県庁 宿日直勤務について
全職員で当番制で回していきます。
若手職員と経験豊富な係長級の職員との二人組で担当します。
課長級以上は免除されていました。
このように、たとえイベント系の部署でなくても、日直業務で休日に出勤することはあるんです。
もちろん、外部に委託している自治体もあると思うので、
日直業務を職員が行わないところもあります。
私の勤めていた自治体では新卒で入庁してから少なくとも20年以上はこの日直業務が付きまといます。
給与にプラスされる?
基本的に8時~17時まで勤務して、日当5,000円です。
経験年数とかも関係無く一律です。
また、お昼は基本的にはペアの先輩が出前をとって奢っていただけます。
そういう風潮のようでした。
出前に2,000円以上はかかってるはずなので、差し引くと先輩の1日の日当は実質3,000円みたいなものです。
8時間勤務して3,000円なので時給375円…。
※一応、年末年始は1日あたり7,000円でした。
それでも少ない(笑)
公務員という社会的地位の安定をいただけている以上、多少の物足りなさには目をつむるしかないんです。
日直業務では具体的に何をしているのか
ではここから、何をしていたのか簡単にまとめます。
庁内出入り者のチェック
出入り者のチェックですが、
届出を持ってくる人は中まで入ってくることはないので、
これは基本的に職員しか出入りしないです。
実は休日に残務処理で自主的に無給(サービス)で仕事しに来ている人、意外といるんですよね。
そういう実態も日直の時によ~く分かってしまいました。
でも全員ではなく、中にはそういう繁忙期があって仕方ないんですという意味を込めて。
届出等の受領
そのまんまですね。大安の日は少し多いかなぁ なんて予想を立てたりできます。
婚姻届けや出生届等を提出しにくるので、ただただ受け取ります。
日直当番とはいえ該当部署の職員ではないので、必要以上の案内はできないんですよね。
電話対応
日直時ならではの電話対応がいくつかあります。
簡単な質問程度なら答えますが、
基本的には該当するところへ繋ぐのみですね。
大体以下のような問い合わせが定番で来ます。
水道が止まった!
死活問題なので、取り急ぎ役所の水道課の職員に繋ぎます。
水道課も水道課で、ローテーションを組んで毎週末の休日の担当者を決めています。
担当する週末は家にいてもこんな連絡が来るので、なかなか大変ですよね。
たぬきが道端で倒れてる!
地方ならではですが、こんな電話も結構あります。
場所を詳しく聞いたら、速攻で業者に連絡します。
どうにかしてもらいます。
その他
電話や届出が来ていない時は何をして過ごしているかです。
自分の普段の事務仕事を進める
パソコンを持ってきて進めている人もいました。
結構捗っていいですね~とは思うものの、
やっぱどこもやること多くて大変なんだなぁとも思ってしまったり。
読書をする
僕はこれですね。
人が来ない時は何時間も来ないので、
結構いろいろと勉強する時間にさせていただいていました(笑)
ひたすら喋りまくる
せっかくの係長級の方とのツーショットであるので、
適度なトークは欠かせないですね。
ここでお互いをよく知るキッカケにできます。
飲み会にあまり参加しない僕なので、
部署が一緒になる等でしか関われないので、貴重な機会でした。
ぶっちゃけ日直業務どう?
年間2回とはいえ、大事な休日を持っていかれるのはツラいですね。
しかも、年末年始でもお構いなくです。
ちなみに僕のところでは、年末年始は新人が充てられていました。
あみだくじで何日に担当するかを決めていました。
もはや罰ゲームでしかないですね(笑)
正月とかのど真ん中ではないだけ、まだマシでしたね。
最後に
っとまぁ、意外とこんな仕事もあるんだって事を把握していただければと思います。
役所の職員を目指している人は、あらかじめ日直業務があるか調べてみても良いかもですね!
これまでの記事で休日の仕事について、
イベント対応・選挙対応・災害時の避難所開設を紹介してきました。
土日等の休日が段々と埋まってきているのがお分かりでしょうか。。
ま、そんなに全てが重なるわけではないので、ご安心ください!
色々かぶってしまったら中々休めないね~という、実情だけ把握してもらえればと思います!
では今回はここまでで!
それではまた次回!!