公務員

市役所での仕事内容(選挙対応)

こんにちは、ヒカルです。

今回は、市役所での仕事内容の、選挙編です。

↓では今回のテーマです。

転職希望くん
転職希望くん
選挙の仕事って何をしているの?
投票所の係員たちはどんな人?
当日は何時間くらい勤務しているの?

今回はこういった疑問に答えます。

本記事の信頼性

この記事を書いている僕は、大卒後、市役所に5年間勤務していました。

こういった僕が、解説します。

それでは早速、本編です。

今回は実際の選挙担当部署である 選挙管理委員会からの目線ではなく その他の部署の人の動きの紹介です。

 

選挙の担当者発表

選挙の開催が決まると、関わりの無さそうな部署であったとしても、当日の係員に選ばれる可能性があります。

別記事にて、過去僕は商工観光課税務課に在籍していたことを紹介しました。

そんな僕でも選挙対応の係員として充てられました。
通常の仕事とは別にです。

選挙管理委員会から通知が来て、選挙の担当者を告げられます。
どこの会場の何の役割かを確認します。

ヒカル
ヒカル
自分が選挙の担当に充ててもらえると、よっしゃー!と僕は感じていました(笑)

なぜ喜んでいるか、理由は最後に説明します。


というわけで、
投票所に行くと、受付や投票用紙を配布している係員がいますよね。

正体は自治体の職員です。

役割は大きく2つ

選挙担当となった職員の仕事内容は、基本的には以下2つの役割のどちらかになります。

  • 投票事務
  • 開票事務

それでは上記2つの内容について、順番に見ていきましょう。

投票事務

各投票所での当日の係員です
拘束時間はとても長く、
7:00~20:00くらいです。
そして、投票事務の中でもさらに担当が分かれます。

名簿対照係

投票する人が持ってきた投票所整理券と、住民票のデータを元にした「選挙人名簿」の照合により、本人確認を行います。
職員の男女比は半々くらいでした。
名簿対象係は若干女性が多かったような気もします。

投票用紙交付係

そのままですね。投票用紙の交付を行います。

複数の投票がある場合は、その投票用紙の種類ごとに交付係がいます。

投票用紙交付係は、投票用紙を渡す際に、必ず一言説明をしながら渡していきます。

ヒカル
ヒカル
〇〇の投票用紙です。あちらでご記入をお願いします。」

当日はこれをひたすら言っていきます。唇がおかしくなりそうでした。

やることはとても簡単ですが、単調な作業が延々と続き大変でした(笑)

開票事務

投票事務が終わり次第、その日の夜に開票事務が行われます。

開票は各投票所の投票箱を全て一か所に集めて行います。
私の自治体では、役所近くの体育館で行っていました。
担当者は21時の開票作業までに集合します。

開票事務については全員が男性職員でした。
若手からベテランまで多くの男性職員が一堂に会し、
偉い方々も見ており毎回異様な雰囲気です。

21時の時間どおりに鍵を開け、全員で一斉に投票用紙の仕分けから行います。
候補者別に分け、また、候補者以外の名前等の無効票を避けていきます。

ヒカル
ヒカル
いたずらなのか、ふざけた名前が記載されている投票もたまにあります。

その後、各候補者の枚数を数えていく、という流れです。

集計が終わり次第解散となります。
大体22:00くらいです。

招集された職員たちは、ほどほどの時間には帰れますが、
選挙の担当部署は夜中まで帰れていなかったようです。

最後に

ちなみに僕は投票事務と開票事務がどちらも担当となり、
朝7時から夜10時まで ぶっ続けという感じでした。
休日が丸一日潰れますね。

ですが、内心よっしゃー!と喜んでます。

それは選挙の手当がおいしかったからです。
若手でもベテランでも一律金額は同じらしく、しかも時間単価が高いんです。

ヒカル
ヒカル
ちょっとしたお小遣いになりますね。

市役所職員、公務員というのは若手の給与は非常に少ないので、とてもありがたいものでした。

最後までお読みいただき本当にありがとうございます。
それではまた次回!