こんにちは、ヒカルです。
今回も、観光部署の業務について紹介していきます。
あまり外に出ていないであろう、皆さんが興味深そうな内容を紹介していきます。
ちなみに私が担当していた観光部署の他の業務はこちらです。
↓では今回のテーマです。
ゆるキャラの中の人って職員なの?
今回はこういった疑問に答えます。
✔本記事の信頼性
この記事を書いている僕は、大卒後、市役所に5年間勤務していました。
元地方公務員の僕が、解説します。
それでは早速、本編です。
土日の各種イベントへ
私が在籍していた観光部署では、土日はイベントの業務へ駆り出されることが多かったです。
私は直接その担当の係ではありませんでしたが、同じ課ということで駆り出されていました。
ざっくり、どのようなイベントかというと、
- ゆるきゃら関係のイベント
- 市内の観光地を巡るツアーに付き添うイベント
等々です。
ちなみに、土日に出勤した場合は、平日に振替で休日をとれます。
では上記のイベントについて触れていきます。
ゆるキャラ関係のイベント
どの自治体にも、ゆるキャラがいると思います。
ゆるキャラをPRすることで、自治体の認知度を高め、更なる人口の増加を狙っていきます。
人口の増加ができれば、自治体としては住民税等の税収が上がりますね。
では、例としてゆるキャラが集まるイベントについて、以下のとおりです。
一日の流れ
イベントの開始時間や場所次第ではありますが、基本的に朝は早いです。
- ゆるきゃらの物販用商品だったり、
- ゆるきゃらの身体のパーツ😨
等々を車に積んでいき、会場へ向かいます。
ゆるキャラの中に人なんていません・・・きっと(笑)
その後、夕方までには物販等の業務を終え、市役所に荷物を戻し、帰宅します。
けっこうヘトヘトになります。
ゆるキャラの正体!
さて、ここまで中に人は居ないだとか、妖精みたいなイメージで書こうと思っていたのですが、
ここの読者は大人がほとんどだと思うので、言っても問題ないでしょう。
ゆるキャラの正体を発表します。
一応、自治体によりけりですが、
- 市役所職員
- バイト(学生等)
のどちらかが、ゆるキャラの着ぐるみに入っています。
私のところでは、職員が中に入っていました。
ゆるキャラが可愛く見える適性の身長の兼ね合いで、小さい人が望ましく、主に女性か僕が入っていました。
着ぐるみの中、どんな様子!
着ぐるみの中は本当に激熱です。。
冬なら全然問題ないですが、
真夏は、全身に厚手のコートを着ている感覚です。
1回あたり30分が限界ですね。30分で出番を終え、子供たちに惜しまれながら退散していき、休憩後にまた登場していきます。
一人ではキツすぎるので、交代要員も必要で、職員3人くらいで回していました。
着ぐるみの中は視界が悪く、アテンド担当の職員とペアで行動します。
ただ、中にはアテンド無しで動き回れる猛者もいました。
真夏!納涼祭にて!
とある8月に、市内の企業の納涼祭にて、ゆるキャラ出動の仕事がありました。
その日は、私がゆるキャラとなり着ぐるみの中へ入りました。
単純に普通の恰好でも暑い中、着ぐるみを着て1時間近く動き回りました。
最も大変なイベントでした。。
着ぐるみの中では、汗が目に入っても拭うことすらできないです。
間違いなく汚れ役のような感じでしたので、
この日に関しては、女性ではなく僕が入ってよかったです☺
小さい男性でもこのような仕事では価値があります。
ゆるキャラGPの投票
毎年、全国のゆるキャラの人気投票があります。
インターネットからの投票を1日1票できます。
あまり明記するべきではないかもしれませんが、、、
市役所の職員は毎日投票を義務付けられすることで、応援をしていました。
土日でも複数のアカウントからの投票をさせられ、大切な休日の2時間ほどを持ってかれていました😂
他のイベント
ここまでゆるキャラ関係のイベントを書いてきましたが、
それ以外にも多くのイベントに携わります。
旅行会社の人と何度も打ち合わせを重ね、
当日は市外からツアーで来る人たちに向けて、
貸切の電車の中で司会進行を務めたりすることもあります。
振り返り
ゆるキャラの着ぐるみの中に入る業務もあるって驚きですよね。
土日がとられてしまったり、着ぐるみの中は暑さで大変ですが、
私自身はけっこう楽しく仕事できていました。
イベントは大体活気があり、人々の元気な姿を見ると自分も楽しくなります。
学生の頃までの自分には思いもよらない仕事ばかりで刺激的でした。
活気があるのが好きな人
イベントが好きな人
それではまた次回!
今後もどうぞよろしくお願い致します。