こんにちは、ヒカルです。
今回は、市役所での仕事内容の、選挙編です。
↓では今回のテーマです。
投票所の係員たちはどんな人?
当日は何時間くらい勤務しているの?
今回はこういった疑問に答えます。
✔本記事の信頼性
この記事を書いている僕は、大卒後、市役所に5年間勤務していました。
こういった僕が、解説します。
それでは早速、本編です。
選挙の担当者発表
選挙の開催が決まると、関わりの無さそうな部署であったとしても、当日の係員に選ばれる可能性があります。
通常の仕事とは別にです。
選挙管理委員会から通知が来て、選挙の担当者を告げられます。
どこの会場の何の役割かを確認します。
というわけで、
投票所に行くと、受付や投票用紙を配布している係員がいますよね。
正体は自治体の職員です。
役割は大きく2つ
選挙担当となった職員の仕事内容は、基本的には以下2つの役割のどちらかになります。
- 投票事務
- 開票事務
それでは上記2つの内容について、順番に見ていきましょう。
投票事務
各投票所での当日の係員です。
拘束時間はとても長く、7:00~20:00くらいです。
そして、投票事務の中でもさらに担当が分かれます。
名簿対照係
投票する人が持ってきた投票所整理券と、住民票のデータを元にした「選挙人名簿」の照合により、本人確認を行います。
職員の男女比は半々くらいでした。
名簿対象係は若干女性が多かったような気もします。
投票用紙交付係
そのままですね。投票用紙の交付を行います。
複数の投票がある場合は、その投票用紙の種類ごとに交付係がいます。
投票用紙交付係は、投票用紙を渡す際に、必ず一言説明をしながら渡していきます。
当日はこれをひたすら言っていきます。唇がおかしくなりそうでした。
やることはとても簡単ですが、単調な作業が延々と続き大変でした(笑)
開票事務
投票事務が終わり次第、その日の夜に開票事務が行われます。
開票は各投票所の投票箱を全て一か所に集めて行います。
私の自治体では、役所近くの体育館で行っていました。
担当者は21時の開票作業までに集合します。
開票事務については全員が男性職員でした。
若手からベテランまで多くの男性職員が一堂に会し、
偉い方々も見ており毎回異様な雰囲気です。
21時の時間どおりに鍵を開け、全員で一斉に投票用紙の仕分けから行います。
候補者別に分け、また、候補者以外の名前等の無効票を避けていきます。
その後、各候補者の枚数を数えていく、という流れです。
集計が終わり次第解散となります。
大体22:00くらいです。
招集された職員たちは、ほどほどの時間には帰れますが、
選挙の担当部署は夜中まで帰れていなかったようです。
最後に
ちなみに僕は投票事務と開票事務がどちらも担当となり、
朝7時から夜10時まで ぶっ続けという感じでした。
休日が丸一日潰れますね。
ですが、内心よっしゃー!と喜んでます。
それは選挙の手当がおいしかったからです。
若手でもベテランでも一律金額は同じらしく、しかも時間単価が高いんです。
市役所職員、公務員というのは若手の給与は非常に少ないので、とてもありがたいものでした。
最後までお読みいただき本当にありがとうございます。
それではまた次回!